顕微授精(ICSI)とは?体外受精との違いと適応ケース
顕微授精(ICSI)とは
顕微授精(ICSI: Intracytoplasmic Sperm Injection)は、1個の精子を細い針で卵子に直接注入する受精方法です。体外受精では精子と卵子を同じ培養液に入れて自然受精を待ちますが、ICSIでは確実に精子を卵子内に届けます。
体外受精(IVF)との違い
- 受精方法:IVF=自然受精、ICSI=顕微注入
- 必要な精子数:IVF=数万個、ICSI=1個でOK
- 費用:ICSIはIVFより数万円高い(技術料加算)
ICSIが選択されるケース
- 重度の男性不妊(乏精子症・精子無力症)
- 過去のIVFで受精率が低かった場合
- 精巣内精子採取術(TESE)で得た精子を使用する場合
- 抗精子抗体が強い場合
受精率はICSIで約70〜80%とされ、IVFと比較して高い傾向があります。ただし、受精後の妊娠率・出産率はIVFとほぼ同等です。
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